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「みんなでひとつのものを作る」ところがいいなと思って大協建工に入り、もう23年経ちました。内装の仕事は、なにしろ全員でやり遂げるチームワークが大事ですし、そこが大きな魅力でもあります。職長として現場を任されたら、材料の段取りを行い、うまく人員を配置して決められた日までに完了させる。もちろん建築の現場は私たちだけではないので、他の業者の動きも踏まえながら進める必要があります。自分が中心になって内装の仕事を回していくことに、やり甲斐を感じますね。作業上の小さなミスは、とことんなくしていきたいんです。図面を見て寸法に間違いがないか、最初の踏み出しの段階で3回は確認します。失敗は早めに気づくことが肝心ですから。
図面の情報を、作業現場に作図していく「墨出し」。最近は、レーザーでの墨出しが主流に。壁や床だけでなく、天井の鉄骨にも正確に照射できます。